演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

顕微鏡的多発性血管炎による肺胞出血に対し血漿交換を施行した一例

演題番号 : P-1-018

犬飼 景子:1、隈井 友樹:1、竹内 卓矢:1、二階堂 由美:1、新倉 嵩之:1、林 貞治:1、飯塚 大介:2

1:社会医療法人社団木下会千葉西総合病院ME室、2:社会医療法人社団木下会千葉西総合病院心臓病センター循環器科

 

【はじめに】今回我々は肺胞出血を呈し、ステロイドパルス療法及び血漿交換療法を中心とした集中治療により救命しえた顕微鏡的多発性血管炎(以下MPA)症例を経験したので報告する。
【症例】81歳女性、平成26年1月透析導入。9月9日呼吸苦にて救急搬送される。MPO-ANCA陽性により、ANCA関連血管炎の診断に至る。
【経過】ICUにて血液透析を施行し、ステロイドパルス療法及び血漿交FFP16単位を隔日3日施行し寛解した。
【結果】速やかに炎症反応が低下し、重篤な副作用の発現は認めなかった。ただ、血漿交換施行中に著明な酸素飽和度の低下がみられた。
【考察】血漿交換による酸素飽和度低下の原因は、心不全や肺水腫の前兆であった可能性が高い。そのため、血漿交換と透析を併用し、直列に接続するなどの方法を用いることによって、より安全に施行可能と考える。
【結語】血漿交換の施行方法や置換量は検討中であり今後の課題である。

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