演題情報

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開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院において免疫吸着療法を施行した重症筋無力症の3例~PSLとFK506との併用療法~

演題番号 : P-1-015

山田 剛久:1、新井 桃子:2、平間 章郎:2、石原 力:2、有馬 留志:2、柏木 哲也:2、鶴岡 秀一:2、太田 智大:1、山崎 峰雄:1

1:日本医科大学千葉北総病院、2:日本医科大学付属病院

 

【緒言】重症筋無力症(MG)は若年者にも多く発症し増悪寛解を繰り返すため早期の症状寛解と再発までの期間をなるべく長くすることが重要である。
【方法】最近当施設で経験したMGの3症例に対し入院期間の短縮と早期社会復帰を目的に経口ステロイド(PSL)、タクロリムス(FK506)、免疫吸着(IA)の併用療法を施行した。
【症例】症例1は59歳、男性。症例2は44歳、男性。症例3は67歳、女性。症例1と2は共に胸腺腫を合併。PSLとFK506を併用しながら症例1は胸腺摘出術前にIAを2回、術後に4回施行し、症例2は術前にIAを4回施行。症例3では胸腺腫の合併は無く、PSLとFK506の投与と併行してIAを4回施行。3症例とも治療後速やかに臨床症状が軽減したため退院。外来にてPSLを漸減しながら観察中であるが半年以上経過しても症状の再燃は認めていない。
【結論】MGの症例に対して早期に症状の寛解を導き社会復帰を可能にするために複数の治療手段(PSL、FK506、IA、胸腺摘出)を短期間に集中的に投下することが有効であると考えられた。

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