演題情報

ポスター

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院において顆粒球吸着療法を施行した潰瘍性大腸炎の3例

演題番号 : P-1-011

山田 剛久:1、新井 桃子:2、有馬 留志:2、平間 章郎:2、石原 力:2、柏木 哲也:2

1:日本医科大学千葉北総病院、2:日本医科大学付属病院

 

【緒言】 潰瘍性大腸炎は再発を繰り返すため早期の症状寛解と再発までの期間をなるべく長くすることが重要である。
【方法】当施設で経験した潰瘍性大腸炎(UC)の3症例に対しステロイド(PSL)、アザチオプリン(AZP)、タクロリムス(FK506)等の免疫抑制剤に顆粒球吸着療法(GCAP)を併用した。
【症例】症例1は79歳、男性。UC(全結腸型)と診断後、5ASAを内服していたが症状が増悪したため、FK506の内服とGCAPを計6回施行。症例2は57歳、女性。全結腸型UCと診断後、PSLの内服で経過観察していたが症状が増悪したため5ASAとAZPの投与と併行してGCAPを計6回施行。症例3は50歳、女性。UC(全結腸型)と診断された後にPSLの内服を開始。PSLの漸減の過程で5ASAとAZPの内服と併行してGCAPを6回施行。症例1~3の全例で治療後に施行した大腸内視鏡検査にて粘膜病変の軽減化を認め、自覚症状も改善した。
【結論】UCにおいて症状の早期軽減と入院期間の短縮のために種々の免疫抑制剤にGCAPを併用するのが有効と考えられた。

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