演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析患者における血漿プロテアソーム濃度と筋肉脂肪面積との関連性についての検討

演題番号 : O-1267

深澤 洋敬:1、金子 真以:1、丹羽 弘喜:1、松山 貴司:1、片橋 尚子:1、熊谷 裕通:2、古谷 隆一:1

1:磐田市立総合病院腎臓内科、2:静岡県立大学食品栄養科学部

 

【目的】血液透析患者におけるユビキチン・プロテアソーム系蛋白分解経路と栄養状態との関係を検討する。 
【方法】当院で維持血液透析を行っている76名の患者に対して、腹部CTスキャン画像を用いて測定した筋肉面積・皮下脂肪面積・内臓脂肪面積などの栄養学的指標と透析前血漿プロテアソーム濃度との関連性を検討した。血漿プロテアソーム濃度はELISA法とウェスタンブロット法を用いて測定した。 
【結果】血漿プロテアソーム濃度は腹部筋肉面積(P < 0.05)、クレアチニン産生速度(P < 0.05)、ドライウェイト(P < 0.05)、リン値(P < 0.001)、Intact PTH値(P < 0.05)と有意な負の相関が認められた。多変量解析を行ったところ、血漿プロテアソーム濃度は腹部筋肉面積の独立した規定因子であることが示された。 
【結論】血漿プロテアソーム濃度が血液透析患者の栄養状態に重要な役割を果たすことが示唆された。

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