演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

食事摂取量管理とi-PTH

演題番号 : O-1271

大瀧 香織:1、三輪 純子:1、江嵜 登紀子:1、蓑島 謙一:2、堀江 正宣:2

1:大雄会第一病院栄養科、2:大雄会第一病院泌尿器科

 

【目的】腹膜透析患者は時間の経過とともに透析量不足に陥り、日常の外来で血清P値のコントロールで苦労することが多い。血清P値のコントロールは、摂取量を控えるか、透析で除去するか、吸収を抑制するかである。栄養士の仕事は摂取量調整指導である。そこで腹膜透析患者の食事摂取量とi-PTHとの関係を検討した。
【方法】当院通院中の腹膜透析患者32名を対象に、24時間蓄尿と排液のデータ、蓄尿日を含む3日間の食事摂取記録、血液生化学データを元に、i-PTHによる栄養指導の境界値を検討した。また、i-PTHが240未満、240以上の群に分け、食事摂取量、Alb等を指標として栄養状態を評価した。
【結果】当院の場合、血清Pが基準値を超えないi-PTHの値は194であった。両群で栄養の状態に差はなかった。i-PTH240以上の群では血清Pの値は高いが、たんぱく質摂取量、リンの摂取量には両群では大きな差はなかった。
【結論】 当院の場合、i-PTH194以上では食事でのコントロールの限界が示唆された。1年間の栄養指導の結果、両群ともに栄養状態は保たれていた。

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