演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高リン血症を伴う血液透析患者の加工食品の摂取状況に関する研究

演題番号 : O-1270

平賀 恵子:1、舩坂 知世:1、浅見 静香:1、花田 牧葉:1、小川 洋史:2、井上 啓子:3

1:新生会第一病院臨床栄養科、2:新生会第一病院内科、3:至学館大学健康科学部栄養科学科

 

【目的】血液透析患者の加工食品の摂取量・摂取頻度調査を実施し、血清リン値との関連を検討した。
【方法】1年以内に高リン血症を認めた外来通院血液透析患者35例(平均年齢57.8 ± 9.5 歳)を対象に、5日間の栄養摂取量、加工食品調査、血液生化学検査等の調査を行った。さらに高リン群と対照群に分け比較を行った。
【結果・考察】加工食品の平均使用回数は、9.41回/週、使用食品数は穀類47食品、肉類36食品、魚介類と惣菜類21食品の順であった。たんぱく質摂取量は高リン群61.5±13.1g、対照群57.4±10.3g、リン摂取量は高リン群835±147mg、対照群820±147mg、加工食品由来のたんぱく質摂取量は高リン群11.1±9.5g、対照群13.9±17.3gであり有意差はみられなかった。食品群別摂取量にも有意差はみられなかった。食事調査時の過小申告や加工食品の栄養価算出方法による誤差に加え、調査期間時に血清リン値が低下した患者も約半数見られたため、今後調査方法に改良が必要である。

前へ戻る