演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢透析患者のサルコペニア予防におけるリンを中心とした栄養管理

演題番号 : O-1272

大里 寿江:1、平子 舞:1、伊達 敏行:1

1:( 医)腎愛会だてクリニック

 

【目的】サルコペニア予防を目的にリン・タンパク質を中心とした栄養管理のポイントについて検討した。
【対象】維持透析患者127名
【方法】体組成及び血液・生化学データ、透析効率、タンパク異化率、リン吸着剤の服用状況等の年代間の有意差検定を行った。栄養評価MNA-SF及びFFQ-g食物摂取頻度調査により相関検定を行った。
【結果】①DW、Alb、K、i‐P、GNRI、骨格筋指数は加齢と共に低下傾向であり、A群において有意な低下が見られた。②A群の男性28.6%、女性11.1%がサルコペニアであった。③A群の栄養状態と食事摂取状況の相関は、良好な栄養状態と主食、卵、乳製品、菓子類、嗜好飲料の摂取量に正相関が見られた。
【考察】透析患者の栄養を考える上でDW・BMIのみならず体脂肪量、骨格筋量の評価は重要であると思われる。
【結論】栄養状態が低下傾向にある高齢透析患者において良質なタンパク質摂取のためには、比較的リン含有量が高い食品、間食等も有効である可能性があり、透析効率、リン吸着剤等も考慮した栄養管理が必要である。

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