演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

新しい基準との比較した当院長期透析患者の食事摂取状況

演題番号 : O-1265

土井 悦子:1、山本 恭子:1、星野 純一:2、乳原 善文:2、高市 憲明:2、今 寿賀子:1

1:国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院栄養部、2:国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院腎センター

 

【目的】長期透析患者の食事摂取量の評価。
【方法】透析歴20年以上の患者29名の食事摂取量を,慢性腎臓病の食事療法基準2014年版,日本人の食事摂取基準2015年版,国民健康・栄養調査結果と比較,生化学検査値,%CGR,nPCR,体重変化を評価。
【結果】エネルギー32.3±5.0kcal/㎏,蛋白質1.1±0.2g/㎏,食塩7.6g/日,水分877±122ml/日,K2189±411㎎/日,P898±168㎎/日と,エネルギー,蛋白質,水分,Pは基準量であった。ビタミンA,B1,B2とCa,Zn,Mg,Feは推奨量,目安量を下回っていた。食品群別では菓子,砂糖,油脂を国民平均の1.5倍以上を摂取,エネルギー比率(P:F:C) 14.1:28.2:57.7%,穀類エネルギー比率37.2%であった。BMI19.9±2.5㎏/㎡,Alb3.1±0.3g/dl,%CGR115.4±16.9%,nPCR0.9±0.1g/㎏,K5.1±0.5mEq/l,P5.1±0.8㎎/dl,透析間体重増加は中2日間で4.0±1.8%であった。
【考察】当院長期透析患者は,菓子や油脂の利用で適正エネルギー量を摂取し,体重増加量や検査値を適正に保つ食事をしていた。

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