演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢者における栄養障害スクリーニング法について

演題番号 : O-1261

藤原 麻美:1、荒川 啓子:1、鈴木 翔太:1、本田 周子:1、鈴木 一裕:1

1:(医)援腎会すずきクリニック

 

【目的】透析患者では栄養障害が予後を悪化させるため、栄養状態を評価し積極的に治療介入することが勧められている。当院でも毎月GNRIやMISによる栄養評価を行っているが、今回新たにMNA-SFによる栄養障害スクリーニング法の有用性を従来法と比較検討した。
【方法】同意の得られた75歳以上の患者24名にGNRI、MIS、MNA-SFを用いた栄養評価を行い、それぞれを比較した。
【結果】栄養評価ではMNA-SFとMISの間に負の相関が見られた(R2=0.5009)。一方でMNA-SFとGNRI、MISとGNRIの間に相関は見られなかった。
【考察】GNRIは血液中のAlb値や体格を示すBMIが値を大きく左右するため、単独での栄養評価には適さないと考える。そのため当院ではMISも併用して行ってきたが、評価項目も多く判断がしづらい内容もあった。今回検討したMNA-SFは設問も6項目と少なく短時間で行えるため早期の治療介入が可能になると考える。
【結語】高齢者の栄養評価においては、MNA-SFによるスクリーニング法は簡易かつ有用であった。

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