演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

クリオグロブリン血症を呈した慢性C型肝炎の血液透析症例

演題番号 : O-1226

小田 剛:1、竹田 桂介:1、坂井 祥子:1、塚本 佳津江:1、土屋 昌子:1、入佐 敦子:1、高橋 洋子:1、遠藤 愛子:1、倉澤 佳子:1、阿部 敬枝:1、平良 隆保:1

1:(医)社団善仁会つるみ腎クリニック内科

 

【目的】維持血液透析(HD)下のHCV陽性患者を対象に血中クリオグロブリンを測定し、クリオグロブリン血症(クリオ)とHCVとの透析下における関連を調べる。
【方法】HD下のHCV抗体陽性患者8名またはHBs抗原陽性患者2名で血中クリオ半定量を行った。
【結果】HCV合併HD患者8名中1名(12.5%)に血中クリオ陽性を認めた。患者はHCV抗体陽性でHCVRNA定量7.0LogIU/mL(Group2、高ウイルス量)であった。肝生検後、ペグインターフェロン(IFN)加療により血中HCVおよびクリオが陰性化し、右第4指の皮膚潰瘍も改善した。
【考察】クリオの病因の一つにHCVがある。HCV患者が冬季に皮膚症状が出現した場合、クリオを視野に入れた治療が望ましい。
【結論】HCV合併HD患者においてIFN投与後、HCVとクリオが陰性化し皮膚症状も改善した症例を認めた。

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