演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院における透析掻痒症治療の取り組みの成果

演題番号 : O-1203

高橋 直子:1、熊谷 純子:1、吉澤 拓:2

1:(医)あかね会大町土谷クリニック内科、2:(医)あかね会大町土谷クリニック薬剤部

 

【目的】
当院では、2009年6月以降、透析搔痒症に対して原因別の対処やスキンケア、生活指導を行ってきたが、2013年4月の調査では、日中に比較して夜間のかゆみの改善が乏しいことが明らかとなった。そこで、2013年7月かゆみ外来を新設し、スキンケアスタッフを選任して医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士によるチーム医療体制で、さらに透析掻痒症治療に取り組んできたので、その成果を検証した。
【対象・方法】
2009年5月、2013年4月、2014年10月、いずれの時期においても当院で維持血液透析を施行中であった患者172名に対して、かゆみの調査を行なった。
【結果】
かゆみがある患者の割合は、2009年5月84.9%、2013年4月69.2%から2014年10月51.2%と有意に減少した。白取分類のかゆみスコアは、日中が2009年5月2.1、2013年4月1.3から2014年10月0.9、夜間も2009年5月1.3、2013年4月1.1から2014年10月0.7と、いずれも有意に低下した。
【結語】
継続したチーム医療により、透析掻痒症をさらに改善させることが可能であった。

前へ戻る