演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析患者へ対する重曹清拭による皮膚pHへの影響

演題番号 : O-1201

當銘 ゆかり:1、菊地 和彦:1、大山 由美子:1、大城 暁子:1、鈴木 淳子:1、小島 明美:1、田島 千鶴:1、田中 久美子:1、中里 留美子:2、武野谷 祐子:1、石井 栄:3、山田 裕一:1、北川 宏:2

1:(医)社団宏仁会小川病院宏仁会高坂醫院、2:(医)社団宏仁会小川病院、3:(医)社団宏仁会小川病院東松山宏仁クリニック

 

【目的】掻痒感に対し弱アルカリ性の重曹清拭が有効であるとの報告がある。今回、重曹清拭による皮膚pHへの影響を検討することを目的とした。
【方法】対象は入院透析患者6名。Skin pH Meter®PH905を用い皮膚表面pH(前額部、背部)の測定を行い、非透析患者6名と比較した。次に、透析前、透析後、温湯清拭15分後、2%重曹清拭15分後に皮膚pHを測定し比較検討した。
【結果】透析患者の前額部皮膚pHは非透析患者と比較し有意に低値(4.72 vs.5.29)となった。透析に伴い前額部皮膚pHは透析前4.71から透析後5.29へ、温湯清拭後5.76、重曹清拭後6.12と有意な上昇を認めた。背部皮膚pHも同様の傾向となった。重曹清拭に伴う不快感は認めなかった。
【まとめ】今回の透析患者の皮膚pHは低値であり、重曹清拭により弱酸性を保ちながらpHを上昇させ、掻痒感改善に寄与する可能性が示唆された。

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