演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

止血困難症例におけるアルギン酸カルシウム含有の止血絆創膏の有用性

演題番号 : O-1184

町 雅代:1、中田 貴史:1、古川 郁恵:1、細渕 弘樹:1、佐治 早苗:1、八木 智:1、橘田 恵美:1、板倉 行宏:1

1:(医)萌友会板倉クリニック

 

【はじめに】近年、長期透析症例の増加や高齢化により自己血管の荒廃した症例が増加し、バスキュラーアクセス(VA)の止血時間の延長が問題となっている。今回、天然海藻から抽出したアルギン酸カルシウムを線維化して作られた止血パッドとして、すでに臨床使用されているNepcell/TrisellTMをVAの止血用絆創膏として商品化されたCoToMeを使用する機会を得たので、その有用性を検討する。
【方法】VAの止血時間が15分以上の止血困難患者5名(AVF3名、AVG2名)に2週間CoToMeを継続使用して、止血時間を測定した。
【結果】AVFの患者3名は5分から10分以内での止血が可能であった。AVGの患者2名は、10分以内での止血が可能な時もあったが、止血時間が通常の止血と変わらなかった時もあり、止血時間にばらつきがみられた。
【考察】カテーテル治療などの止血剤として臨床使用されている実績もあり、AVFの止血材としては、止血時間の短縮も認められ有用と思われる。

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