演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢透析患者に対する嚥下障害スクリーニングテスト

演題番号 : O-0987

佐藤 梓:1、大塚 恭弘:1、林 高志:1、小林 充:2、安藤 哲郎:3、安藤 義孝:3

1:(医)社団日高会日高リハビリテーション病院透析室、2:(医)社団日高会日高リハビリテーション病院腎臓内科、3:(医)社団日高会日高病院腎臓外科

 

【目的】高齢透析患者の嚥下障害症例を早期に発見する。
【対象・方法】対象は70歳以上の維持透析患者でテストに同意を得られた61名、方法は対象者に反復唾液嚥下テスト(RSST)、改訂水飲みテスト(MWST)、50ml水飲みテストを実施。
【結果】RSSTでは3回未満の嚥下機能低下者が男性6名、女性10名で全体の26%であった。MWSTでは、評点が4点以下の患者はいなかった。50ml水飲みテストでは2名(0.03%)が評点3点以下であった。
【考察】嚥下障害のスクリーニングテストで、RSSTが陽性であってもMWSTでは全員がむせや呼吸変化がなかった。透析患者は唾液の分泌が低下していることが知られており、RSSTでは偽陽性が出現しやすく透析患者には適切な嚥下評価法ではないと考えられた。高齢透析患者の嚥下評価にはMWSTや50ml水飲みテストを用いるべきだと思われた。

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