演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

FIX-210Secoの性能評価

演題番号 : O-0914

西尾 陽子:1、狩野 博保:1、岸江 仁美:1、小川 千恵:2、前田 貞亮:2

1:(医)社団前田記念会前田記念腎研究所武蔵小杉クリニック臨床工学部、2:(医)社団前田記念会前田記念腎研究所武蔵小杉クリニック内科

 

【目的】透析濾過膜FIX-210Seco(以下FIX-S)は、ニプロ社製非対称構造のトリアセテート膜であり、経時劣化の耐性に優れた膜とされている。FIX-Sを用いたオンラインpre-HDFによる性能評価を行う。【方法】安定した維持透析患者6名にFIX-Sを用い、総置換液量60Lのpre-HDFを行い、同社製透析濾過膜MFX-21Seco(以下MFX-S)との6週間のクロスオーバー比較試験を行った。透析方法は、4時間×週3回、実血液流量200mL/min、透析液流量500mL/minとした。評価項目はUN、IP、Cr、β2-MG、α1-MGの除去率、除去量、クリアスペース、Alb漏出量、3点法TMP値の時間的変化、Albとα1-MGの開始後1時間までの5分毎、2、4時間後排液濃度である。
【結果】FIX-Sは排液Alb濃度とTMP上昇率が低く、MFX-Sはβ2-MG 除去率は高かったがAlb漏出量は有意に多かった。
【考察】FIX-Sは支持層強度の向上によってTMP上昇率が抑制された。
【結論】FIX-SはMFX-Sに比し、Alb漏出およびTMP上昇率を抑制する。

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