演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

オンライン血液透析濾過の血清グリセルアルデヒド由来AGEs(TAGE)への効果

演題番号 : O-0899

中澤 了一:1、清水 洋一:1、大川 智:1、齋藤 佑司:1、柏原 英彦:1、小野 陸:1、松金 隆夫:2、渋谷 泰史:2、東 仲宣:2、竹内 正義:3

1:(医)財団古宿会水戸中央クリニック腎臓内科、2:(医)財団松圓会東葛クリニック病院、3:金沢医科大学総合医学研究所

 

【目的】AGEsは長期透析合併症に関与する。グリセルアルデヒド由来AGEs(toxic AGEs: TAGE)はnon-toxic AGEs(CML, pentosidine 等)とは異なりuremic toxinの一つと考えられる。そこで、各種治療モードによる血清TAGEレベルへの影響を検討した。
【方法】血液透析93例を対象とし、オンライン血液透析濾過(OL-HDF)31例、APS透析15例、VPS透析16例、電解水透析14例、還元型CoQ10(100mg/日)投与17例の血清TAGEをELISAで測定した。OL-HDFは前置換、Qs48.5L、透析液ET濃度0.048mEU/mL、bacterial DNA<10ng/mLであった。
【結果】血清TAGEレベルは健常者より高値であったが、CML. pentosidine とは相関が見られなかった。6か月間治療により、OL-HDFのみ血清TAGEの低下が見られ、特に三分位高値群では14.56±3.08から9.08±3.57 U/mL へと低下した。
【結論】OL-HDFは血清TAGEレベルの低下に有効であった。

前へ戻る