演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

前希釈on-line HDFはFGF-23の除去に優れている

演題番号 : O-0898

栗原 佳孝:1、山内 芙美:1、細谷 広海:1、池邉 奈保子:1、谷林 由美:1、平田 恵一:1、鎌田 けい子:1、黒澤 香織:1、齋藤 毅:1、石井 大輔:2、佐藤 威文:2、若林 靖久:3、櫻井 健治:1

1:橋本クリニック、2:北里大学病院泌尿器科、3:北里研究所病院腎臓内科

 

【目的】FGF-23(MW:32kDa)の除去効率を前希釈on-line HDF(HDF)と、Ⅴ型ダイアライザ使用のhemodialysis(HD)で比較検討した。
【方法】 46名(HDF:26名、HD:20名)の透析患者を対象とした(透析時間:4時間、Qb:250mL/min)。HDFの置換液量は46.7±8.3 L/sessionであった。 FGF-23は、FGF-23 ELISA Kit (Full-length)で測定した。
【結果】 全症例のFGF-23の平均値は19738.9±19955.3pg/mLで、FGF-23とI-PTHの値とは相関があった。FGF-23の除去率はHDFが64.5±6.3%、HDが54.7±9.4%で有意差があった。FGF-23とβ2-MGの除去率には相関があったが、α1-MGの除去率との相関の方が強かった。
【考察】今回の検討ではβ2-MG、FGF-23、α1-MGの除去効率は、HDFの方が良好であった。
【結語】前希釈on-line HDFはFGF-23を効率良く除去できる透析方法である。

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