演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

On line HDFでのホモシステイン除去動態と含硫アミノ酸代謝異常についての考察

演題番号 : O-0896

下門 清志:1、河野 真紀:2、山本 裕美:1

1:(医)社団藍蒼会しもかどクリニック、2:(医)社団藍蒼会しもかど腎透析クリニック

 

Met代謝は、ホモシステイン(Hcy)、シスタチオニン、Cysと代謝されてゆく。Hcyの合成と分解のバランスが崩れる事で高Hcy血症が生じる。シスタチオニンは治療前に検出され、Cysは高値であり除去されにくい。
【方法と結果】7名の患者において、Hcyの除去をFIX-250Sを使用してQB300~400、TQD700,治療時間5~6時間でのQS100とQS400の2群でHDFを施行した。除去率は65.3%:56.5%、除去量19.3g:18.9g、クリアスペース7.4L:6.4Lと両群に有意差は無かった。アルブミン漏出量も優位差が無かった(2.6g:3.4g NS)。
【考察】透析患者の高Hcy血症の原因は、代謝経路のシスタチオニンの検出、高Cys血症とCysの除去効率の低下など、含硫アミノ酸の代謝経路の酵素活性低下が示唆され、除去には治療時間が重要である。

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