演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

On line HDFによる蛋白結合尿毒素除去についての検討

演題番号 : O-0895

山本 裕美:1、下門 清志:1、國光 正博:1、石塚 健太郎:1、河野 真紀:2

1:(医)社団藍蒼会しもかどクリニック、2:(医)社団藍蒼会しもかど腎透析クリニック

 

蛋白結合尿毒素は拡散によって遊離型の除去が可能な毒素もある。
【対象と方法】同意を得た患者7名に対して、Qb300~400、TQd700、5時間治療でFIX-250Sを用いて置換液をQS100とQS400の2群間でホモシステン、レプチン、ペントシジンの除去について検討した。
【結果】ホモシステンの除去率とクリアスペースはQS100群で65.3%と7.3LでありQS400群で56.5%と6.4Lと有意差は無かった。この膜においては、albは置換液の違いでも差を認めなかった(2.6g:3.4g NS)。レプチンは前値が高い群と低い群が存在し、高い群は治療後に低下し、前値が低い群はほぼ正常値に近づいた。ペントシジンは両群間で前後値に差はなく、除去量は0.5mg /5H未満とわずかであった。
【考察】蛋白結合尿毒素はそれぞれがアルブミンとの結合能が異なり、拡散によって除去が可能な毒素も存在し拡散によって遊離型が除去可能である。HDFを行い結合型も除去する事が可能であるが、拡散による治療時間も重要となる事が示唆された。

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