演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析患者における血中コエンザイムQ10濃度の検討

演題番号 : O-0821

横木 広幸:1、横木 睦子:1、別府 昌子:1

1:(医)いきいきクリニック

 

【目的】還元型コエンザイムQ10(以下還元型CoQ10)はエネルギー産生や抗酸化作用に関与している。透析患者でのCoQ10濃度について検討した。
【対象】維持透析患者78名で平均年齢67歳、平均導入後年数8年であった。
【結果】血中還元型CoQ10濃度は0.47±0.22μg/ml、酸化型濃度は0.091±0.078μg/ml、総濃度は0.56±0.22μg/ml、還元型比率は81.4±15.5%であった。年齢を65歳未満と65歳以上で比較すると還元型比率と濃度は65歳以上で有意に低かった。性別、透析歴、糖尿病の有無、アルブミン値と還元型比率、濃度の間には有意差はなかった。
【考察】日本人の血中総CoQ10濃度は0.7~0.8μg/mlであり今回の結果は低値であった。日本人の還元型比率は95%以上であり今回の比率は低値であった。
【結論】血中還元型CoQ10濃度及び比率は透析患者では低値であった。腎不全による影響が大きく、他の因子との関連は今回年齢以外にはみられなかった。

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