演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院のPADを有する透析患者における栄養状態の検討

演題番号 : O-0819

眞井 佳子:1、金藤 未知子:1、桃谷 直美:1、高須 伸治:1

1:(医)社団伸寿会高須クリニック

 

【目的】透析患者のPAD有病率は15~23%であると言われている。この度、当院のPADを有する透析患者の栄養状態について検討したので報告する。
【対象・方法】65歳以上の外来透析患者で透析導入後1年以上を経過した96名をPAD群(ABI<0.9)26名、非PAD群(ABI≧0.9)70名に分類し、2群間でのMIS、GNRI、Alb、Hb、CRP、BMI、骨格筋量、体脂肪量、ロコモ25について比較検討した。
【結果】MISはPAD群8.4±4.9、非PAD群6.2±3.0、GNRIはPAD群87.7±8.2、非PAD群91.4±7.4とPAD群の栄養状態が悪く、CRPはPAD群1.08±1.43mg/dL、非PAD群0.35±0.83mg/dLとPAD群が有意に高値だった。PAD群は痩せが進み、骨格筋量が有意に減少していた。また、ロコモ25はPAD群40.6±25.0、非PAD群21.7±20.2とPAD群が有意に高値でロコモティブシンドロームの進行がみられた。
【考察】PADを有する透析患者は栄養状態が悪化し、痩せが進むおそれがあるため、フットケアと同時に積極的な栄養管理が必要であると考えられた。

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