演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

慢性維持血液透析患者において現在および将来の血清アルブミン濃度を予測する指標

演題番号 : O-0818

森 潔:1、今牧 博貴:2、石井 輝:2、森 慶太:2、横井 秀基:2、笠原 正登:3、桒原 孝成:4、桑原 隆:5、佐藤 眞杉:6、菅原 照:7、向山 政志:4、柳田 素子:2

1:京都大学メディカルイノベーションセンター、2:京都大学腎臓内科、3:京都大学臨床研究総合センター、4:熊本大学腎臓内科、5:済生会茨城病院、6:美杉会佐藤病院、7:大阪赤十字病院

 

維持血液透析(HD)患者の血清アルブミン値(ALB)は生命予後を規定する。急性腎障害および炎症の新規バイオマーカーである血中NGALはHD患者において好中球数、筋肉量、蛋白摂取量により規定されることを報告した。今回、エントリー時のALBおよびその後のALB変化量と相関の高い臨床指標を検討した。男性49名、女性46名、平均63歳の外来HD患者の横断的解析により、エントリー時ALBはコリンエステラーゼ、年齢(負)、クレアチニンにより独立して規定されていた。1年後のALB増加量はエントリー時のNGAL(r=0.328)と最も強い相関、CRPと正相関、アルブミンと負相関を示した。
【結論】エントリー時にCRP高値、アルブミン低値の症例は感染のコントロールによりアルブミンが増加する場合があるが、NGAL低値は感染なしで栄養状態が悪い予後不良な病態と考えられた。

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