演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

下垂体機能低下症治療により認知機能が改善した透析患者の一例

演題番号 : O-0792

佐久間 亜季:1、大石 学:1、鈴木 創:1、形山 憲誠:1、住友 秀孝:2、小泉 博史:1

1:(医)社団健生会立川相互病院腎臓科、2:(医)社団健生会立川相互病院内分泌代謝科

 

【症例】70歳、男性
【現病歴】半年前から食思不振、ADL低下あり。認知症精査でMMSE19点で頭部MRIからアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症が疑われた。このときトルコ鞍に下垂体腺腫を認めた。fT4 0.71ng/dL、TSH 1.930μIU/mLであり、4者負荷試験施行。FSH、LH、コルチゾール、TSH、PRL、GHの低反応を認め、視床下部性汎下垂体機能低下症と診断。ヒドロコルチゾンに次いでレボチロキシンナトリウム水和物の投与を開始。開始後から食思不振改善し、MMSE29点と認知機能の改善を認めた。
【結論】治療可能な認知症として水頭症や脳炎などが知られているが、内分泌機能障害も鑑別として挙げることが必要である。

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