演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

足関節上腕血圧比(ABI)低値を示す血液透析(HD)患者の血管内治療(EVT)の効果判定における心臓足首血管指数(CAVI)の意義についての検討

演題番号 : O-0727

岡田 華奈:1、木田 博太:1、上野山 充:1、中村 年宏:1、下田 俊文:1、林 晃正:2

1:地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立急性期・総合医療センター臨床工学室、2:地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立急性期・総合医療センター腎臓・高血圧内科

 

【目的】CAVIとは脈波伝播速度から血圧の影響を排除した動脈硬化の指標であるが、ABI低値を示す例においてCAVIは参考値とされる。ABI低値を示すHD患者においてEVT前後での効果判定におけるCAVIの意義について検討した。
【方法】HD患者でEVTを施行した連続52例中、術前ABIが低値でCAVIが異常値(≥11,<6)を示した22例を対象とし、EVT前後でのABIとCAVIの変化について調査した。
【結果】 CAVI異常値22例中14例(64%)で6≤CAVI<11となった。ABIは22例中13例(59%)で改善したが、ABIの改善を認めなかった9例中6例において6≤CAVI<11となった。
【結論】HD患者では高度の血管石灰化によりABI低値となる例が多く、ABIに加えて脈波の時間要素を加味したCAVIを組み合わせることにより、EVT効果判定の精度向上が示唆された。

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