演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

CAPD患者の睡眠呼吸障害(SDB)はHD変更により改善する

演題番号 : O-0713

長澤 正樹:1、穴山 万里子:1、中村 裕紀:1、牧野 靖:1、田村 克彦:1、松尾 明美:2

1:JA長野厚生連篠ノ井総合病院腎臓内科、2:同呼吸器科

 

【目的】CAPD患者のHD変更がSDBに及ぼす影響を検討した。
【対象、方法】CAPDからHDに変更した患者11例(男6例、女5例)、平均年齢64.1±14.9歳、原疾患は慢性腎炎3例、糖尿病5例、多発性嚢胞腎、妊娠腎、悪性高血圧症が各1例、平均CAPD歴54.1±36.2ヶ月を対象とした。方法はCAPD施行時とHD変更後の無呼吸低呼吸指数(AHI)をSD101により測定し、同時にBIA法により体成分分析を行った。
【結果】対象患者11例中8例(72.7%)が睡眠時無呼吸症候群と診断された。CAPDからHD変更によりAHIは18.8±18.6から11.4±8.1へ優位に低下した。BIA法ではBMI、体水分量、細胞内水分量は優位に低下し、体脂肪量に差はなかったが骨格筋量は優位に増加した。体脂肪率、細胞外水分率に差はなかった。血液生化学検査ではKT/Vに差はなくAlb値は優位に増加した。
【考察】HD変更によるAHIの改善は体水分量の減少と栄養状態の改善が関与しCAPD患者のSDBに適切な水分調節と栄養管理が重要である。
【結論】CAPD患者のSDBはHD変更により改善した。

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