演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

ICTを用いた透析自己管理支援システムSMART-D: Self-Management And Recording system for Dialysisの開発とその評価

演題番号 : O-0679

林 亜紀:1、花房 規男:2、脇 嘉代:3、小林 春香:4、藤田 英雄:5、大江 和彦:6

1:東京大学企画情報運営部、2:東京大学腎疾患総合医療学講座、3:東京大学健康空間情報学講座、4:(株)NTTドコモライフサポートビジネス推進部、5:自治医科大学さいたま医療センター循環器科、6:東京大学医学系研究科医療情報経済学分野

 

【目的】透析患者を対象にスマートフォンによる自己管理支援システムSMART-Dを構築し、その利用が患者の自己管理に寄与するか検証した。
【方法】外来維持透析患者9(使用群4、非使用群5)名を対象に、SMART-Dを2週間運用し、使用期間中および前後の透析間体重増加率と透析前血中カリウム(K)・リン(P)濃度を前年同時期データと比較した。
【結果】非使用群ではいずれも有意差はなかった。使用群では透析間体重増加率と透析前血中K濃度に有意差はなかったが、使用中の透析前血中P濃度は前年同時期6.35±0.16 mg/dlが4.58±0.58 mg/dlと有意に改善した(P<0.05)。
【考察】SMART-Dの使用が自己管理支援に有用である可能性が示唆された。現在、医学的効果の検証のため3ヶ月間の臨床研究を実施中である。

前へ戻る