演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当院のAVF過剰血流に対する血流抑制術の術式の動向

演題番号 : O-0483

城井 一成:1、松下 奈津美:1、上嶋 夏清:1、神應 裕:2

1:神應透析クリニック検査科、2:神應透析クリニック透析科

 

【はじめに】当院では2007年よりAVFに対する血流抑制術を131例実施した。術式は数種類あるが、術式ごとAVFに特徴や共通点があるか検討し、再燃率、年度別術式件数の動向と合わせて報告する。
【対象・方法】2012年から2014年に実施したAVFに対する血流抑制術32例を対象とし、術式別に上腕動脈血流量、吻合部径と石灰化の有無、流入動脈径と血流量、石灰化の有無、末梢動脈の血行動態、吻合部直近流出静脈径と石灰化の有無を集計、検討した。
【結果】血流量は上腕動脈で有意差がないが、流入動脈結紮術は流入動脈/上腕動脈比が低い。吻合部径に有意差はないが、吻合部隔壁形成術は石灰化の割合が低い。吻合部直近流出静脈は隔壁形成術、静脈縫縮術以外、瘤の割合が高かった。
【考察】流入動脈血流量や流出静脈形態、吻合部の石灰化などで術式がある程度限定される可能性はあるが特異性はなく、当院では再燃率や年度別術式件数から流入動脈バンディング+吻合部末梢側動脈結紮術、吻合部隔壁形成術が増加傾向にあると推察される。

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