演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

単クローン性γグロブリン血症を伴った慢性リンパ性白血病に対し,先行的にDFPPを行うことにより安全にBendamustine+ Rituximab(BR)療法を施行し得た一例

演題番号 : O-0473

甲斐 恵子:1、式田 康人:1、久野 芳裕:1、矢尾 淳:1、鎌田 一寿:1、松永 貴志:2、宇田 晋:1

1:独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院腎臓内科、2:独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院血液内科

 

【症例】70歳代 男性
【経過】200X年蛋白尿の精査目的で当院受診.良性腎硬化症による慢性腎臓病と考えられたが,M蛋白血症(IgM 1566mg/dL)を認め骨髄検査を施行.慢性リンパ性白血病(Binet病期分類A)と診断した.その後進行性の表在リンパ節腫脹,IgM値上昇(6814 mg/dL)が認められたため,2年後fludarabine単独療法を施行.IgM値に著変はなかったがリンパ節の縮小が得られたため同治療を継続した.しかしながらその後IgM値は上昇したため,BR療法を行うこととなった.その際Rituximab投与後のフレアアップが懸念されたため,IgM除去目的にDFPPを施行したところIgMは1000㎎/dL台に減少したためその後大きな副作用もなくBR療法を施行し得た.現在まで同療法の継続によりIgMは300㎎/dL台で寛解を維持している.

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