演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

溶血性尿毒症症候群に対してトロンボモジュリンα投与およびエンドトキシン吸着を施行した2症例

演題番号 : O-0469

大藪 尚美:1、柘植 俊介:1、水島 伊知郎:1、中島 昭勝:1、川野 充弘:2

1:石川県立中央病院腎臓内科リウマチ科、2:金沢大学大学院医学系研究科臓器機能制御学

 

【症例1】3歳女児。5日前に発症したVT-1陽性O-157による腸管出血性大腸菌感染症(EHEC)にて入院。第2病日より溶血性尿毒症症候群(HUS)・腎不全を合併し輸液、輸血等療法に加えトロンボモジュリンα(rTM)投与を開始。第5病日にエンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)を施行。第9病日より尿量、血液データの改善みられ、後遺症なく退院。
【症例2】5歳男児。6日前に発症したO-157によるEHECにて当院入院。HUS・腎不全の合併あり第5病日より2日間PMX-DHP(CHDF併用)施行。第6病日よりrTM投与を開始され第8病日から尿量回復。後遺症なく退院。
【考察】HUSの治療法としてPMX-DHPやrTM製剤などの有効性が推測されており、今回我々もO-157感染によりHUSを発症した2症例に対しこれらの治療を行い後遺症なく回復できたので報告する。

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