演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

PMMA膜フィルトライザーNFの臨床評価

演題番号 : O-0420

村石 大樹:1、鳴海 敏行:1、伊佐 慎太郎:1、鹿又 一洋:1、内田 祐司:1、本多 仁:1、大濵 和也:1、髙根 裕史:2、岡田 浩一:2

1:埼玉医科大学病院MEサービス部、2:埼玉医科大学病院腎臓内科

 

【目的】PMMA膜製ダイアライザNFの6ヶ月間の継続使用における臨床的評価を行ったので報告する.
【方法】外来維持透析患者でIV型膜を使用している5名(年齢62.8±12.6歳,透析歴6.7±3.6年)を対象とし,各種血液検査値,栄養状態,患者アンケート調査を行った.
【結果】膜変更後kt/vは1.27±0.16から1.24±0.15であり,Hbは10.6±0.5から11.1±1.0g/dlと変化は認めなかった.また,ESA投与量においては6250±4500から4750±3774単位/週と変化を認めなかった.栄養評価ではMIS7.60±1.14から6.00±1.87点で変化は認められなかったが,DWは維持され,⊿CTRは-3.88±4.79%であった.VASにおける透析終了後の疲労感は6.7±1.5から4.3±0.5点で減少傾向を認めた.
【まとめ】透析量および各種血液検査値では変更前後において差を認めず,貧血の進行も認められなかった.MISの身体的評価項目は維持され,VAS調査では自覚症状の改善が認められたことから,今後の長期使用で栄養状態の改善を期待したい.

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