演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

高齢維持透析患者におけるAN69膜使用による貧血改善効果の検討 第2報

演題番号 : O-0417

坂東 秀夫:1、村山 剛:1、林 豊則:1、伊藤 央:1、岸田 尚夫:1、北川 慶幸:1、丸山 栄勲:1

1:北川クリニック泌尿器科

 

【目的】前回、高齢透析患者において透析器の相違が腎性貧血に及ぼす影響を検討することを目的に、栄養改善・炎症緩和効果があるとされているAN69膜を使用し、その効果を検討し報告したが、今回n数を増やすとともに検討期間を6か月に延長し、さらにその効果を検討したので報告する。
【対象及び方法】70歳以上の高齢維持透析患者7名を対象とした。Ⅳ型以上の透析器からAN69膜へと変更し、栄養状態・炎症反応・貧血を評価する。
【結果】AN69膜変更後、各種栄養指標が上昇傾向を示し、炎症反応およびERI(エリスロポエチン抵抗性指数)が下降傾向を示したが、炎症との関連により推移する傾向も見られた。
【考察】AN69膜の生体適合性の良さとマイナス荷電の効果から各種栄養素を温存し、且つ炎症反応が抑えられたことにより、高齢者に対する選択肢としての可能性と、腎性貧血症状を改善する可能性が示唆された。

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