演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

AN69膜短期使用による栄養状態の改善する症例と改善しない症例

演題番号 : O-0416

丸田 修平:1、劉 和幸:2、炭野 寛:1、鹿野 勉:2

1:(医) 第二岡本総合病院臨床工学科、2:(医) 第二岡本総合病院腎臓内科

 

【目的】AN69膜は、蛋白損失が少ないことから、低栄養の改善の可能性がある。当院で、低栄養のある患者にAN69膜を使用し、その有効性を検討した。
【方法】当院の透析患者のうち、低栄養を呈する3名(症例A:変更前ダイアライザーFB150Uβ、B:FB150Uβ,C:FDX-100GW)を対象にし、AN69膜の変更3ヶ月前後において、①GNRI②Alb③nPCR④Kt/Vの指標を平均して評価した。
【結果・考察】栄養状態に関しては、症例Bで、①GNRI(67.6→71.6)、②Alb(2.7→3.0㎎/dl)、③nPCR B(0.69→0.93g/kg/day)と①~③の指標が改善したが、④Kt/V(1.61→1.53)と減少傾向が見られた。症例A,Cに関しては明らかな改善が見られなかった。3ヶ月の短期間の評価であったが、栄養状態の改善を認める症例がおり、3ヶ月間の評価でも使用を継続する根拠となりえた。短期間で効果を認めなかった症例については、今後長期間で有効性の確認が必要である。

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