演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析導入時の腎機能に影響する因子

演題番号 : O-0288

小田 寛:1、長屋 麻由:1、岡田 美帆:1、横山 温子:1

1:岐阜県総合医療センター腎臓内科

 

【背景】透析導入を腎機能がどの時点でおこなえばよいかについては議論があり、早期導入は必ずしも予後改善に寄与しないと報告されている。
【方法】当院にて3年間に透析導入した患者のうち急性腎障害症例と2カ月以内に離脱した症例を除いた137例(男性60%、年齢68±12歳、糖尿病43%)を対象とした。導入時の腎機能と背景因子、各種検査値との関連を統計学的に解析した。
【結果】eGFRと関連する背景因子としては年齢、性別、心臓弁石灰化が統計学的に有意であった。糖尿病の有無との関連はなかった。eGFRと有意に関連していた検査項目はP、PTH、Ca×Pであった。Alb、CRPとの関連は認めなかった。多変量解析では性別、心臓弁石灰化、心機能、Pが独立した関連因子として選択された。
【結論】臨床的には高齢者、心疾患の合併、P低値では腎機能の観点からは早期透析導入となる傾向を認めた。

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