演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析導入期のβ2ミクログロブリン値が予後に及ぼす影響について

演題番号 : O-0284

谷口 容平:1、古賀 俊充:1、唐澤 宗稔:1、山下 良子:1、横江 優貴:1、坂 洋祐:1、成瀬 友彦:1、渡邊 有三:1、稲熊 大城:2

1:春日井市民病院腎臓内科、2:名古屋第二赤十字病院

 

【目的】維持透析患者において、β2MGは長期予後と関連すると言われている。しかし、透析導入期のβ2MG値と透析導入後の予後に関連する報告は少ない。今回透析導入期のβ2MG値が透析導入後のイベントに与える影響について検討したので報告する。
【方法】対象は当院で透析導入した症例中解析可能な859名。透析導入期のβ2MGを高値群18.4mg/dl以上と低値群18.4mg/dl以下の二群にわけ、総死亡、CVDイベント、感染症イベントの生存分析を行った。
【結果】総死亡、CVDイベントに関しては、β2MG高値群と低値群の間には全く差が認められなかった。感染症に関しては有意差はないものの、わずかに差を認めた。
【考察】当初、両群間に有意差が出ると予想していたが、予想に反して両群に有意差は認められなかった。導入期のβ2MG値は導入期の急性感染症の合併など様々な状況を反映しており、評価が困難と思われた。透析導入後のβ2MG値の評価も含めて報告する。

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