演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析中の血中インスリンおよびCペプチド値の測定

演題番号 : O-0234

藤原 正子:1、安藤 一郎:1、竹内 和久:2、佐藤 慶祐:3、佐藤 博:1、今井 潤:1

1:東北大学大学院薬学研究科、2:(医)宏人会中央クリニック、3:(医)宏人会長町クリニック

 

【目的】高効率膜使用の透析治療では、低分子のみならず分子量1万程度の高分子まで除去している。インスリン、Cペプチドは分子量6000以下であり透析によって除去されるので、透析中の動態とその代謝への影響を明らかにする。
【方法】透析中にインスリン治療を行っていない患者で、糖尿病を持つ患者と持たない患者をランダムに各10名選び、透析前後および治療中3-5点の血漿インスリン値とCペプチド値を測定した。透析液のブドウ糖濃度は150mg/dlである。
【結果】透析中のインスリンおよびCペプチドの血中濃度は糖尿病患者では大きく減少したが、非糖尿病患者では維持または上昇が認められた。
【考察】非糖尿病患者におけるこれらの値の上昇は高濃度ブドウ糖透析液による分泌の亢進と考えられる。糖尿病患者では透析後半の顕著な低下による代謝への影響が観察された。

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