口演
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透析導入期指導の検討~維持透析期の課題と心理に視点を向けて~ 演題番号 : O-0207 下庫理 美由紀:1、照屋 寿子:1 1:(医)沖縄徳洲会中部徳洲会病院透析センター
【目的】今回、透析導入に十分な知識や受け入れの準備がとれないまま導入に至るケースが多く、指導不足を感じていた。そこで聞き取り調査による指導に取り組んだ。
【方法】①パンフレット作成・指導 ②理解度聞き取り調査票を作成・評価 ③倫理的配慮:個人情報の保護を厳守し研究・研究発表目的以外には使用しないことの同意を得た 【結果】パンフレットの内容を看護師が1対1で指導に当たり、聞き取り調査の内容に照らし合わせて、不安や焦りなど精神的な辛さも考慮しながら透析について再認識してもらった。指導可能な11人に対し指導前後の聞き取り調査では5人に意識の変化がみられたが、5人は変化が見られなかった。 【考察】意識づけができた5人は、自己学習もされており、セルフケアマネジメント力の向上にもつながったと考える。一方他の5人は、医療者に依存していたり、将来の見通しが暗い印象であり、今後も継続して指導していく必要がある。 【まとめ】今回導入期指導を通して患者の透析治療に対する心理や不安を再認識できた。 |
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