演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

CKD-MBD管理に対するクエン酸第二鉄水和物の臨床的有用性についての検討

演題番号 : O-0154

脇川 健:1、峰 恵理子:2

1:(医)温心会堺温心会病院血液浄化療法部、2:(医)温心会堺温心会病院中央検査部

 

【目的】クエン酸第二鉄水和物の臨床的有用性について検討する。
【対象と方法】血清P値が管理目標値6mg/dLを超える維持血液透析患者23名に対してクエン酸第二鉄水和物を投与し、投与後の血清P、Ca、iPTH値の推移、Hb、フェリチン、TSAT、ESA投与量の推移について評価を行う。
【結果】血清P値は、投与前7.3±1.3mg/dLが投与1月後に6.0±1.5 mg/dLと有意に低下、管理目標達成率は投与1、3、5月後に39.1、47.8、50.0%と向上した。Hbは投与前11.2±1.3g/dLが投与1、3、5月後11.8±1.2、12.4±1.5、11.8±1.2g/dLと推移し、フェリチン、TSATは、投与前28.5±17.2ng/mL、18.6±7.2%が、1月後には52.7±42.5ng/mL、30.4±13.5%と有意に上昇し、3月後93.4±67.9ng/mL、32.1±14.4%、5月後126.4±82.6ng/mL、33.8±14.9%と推移した。ESA投与量は投与前109.3±53.1μg/4weekが最終評価時には67.6±56.8μg/4weekへ有意に低下した。
【考察】クエン酸第二鉄水和物はCKD-MBD管理に有用であると考えられた。

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