演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

クエン酸第二鉄水和物(リオナ®)服用後の消化器症状の変化

演題番号 : O-0152

今井 由美子:1、鈴木 裕子:1、島崎 玲子:1、葉山 修陽:2、栗原 怜:2

1:(医)慶寿会さいたまつきの森クリニック看護部、2:(医)慶寿会さいたまつきの森クリニック腎臓内科

 

【目的】服用中のリン吸着剤を半減し、リオナ®1500mg/dayを追加した透析患者13名の消化器症状を調査した。
【方法】服薬35日迄の排便状況を聞き取り調査、また開始直前から4週毎に12週後迄の消化器症状を出雲スケール(胸やけ、胃痛、腹満感、便秘、下痢に関する質問表)で調査した。
【結果】服用35日目迄の排便調査では不変7名(54%)、軟便~下痢5名(38%)で服用2週間以内に下痢症状が多くみられた。便秘は3名(2.3%)で2週間以降に多く、うち2名は下痢と便秘を繰り返した。服用中止例は7日目に腹部膨満感1例、便秘で61日目と73日目に各1例中止し計3例であった。出雲スケールの得点は中止例を除外するとほぼ不変で、中止時の得点は開始時より約4倍に増加した。
【考察】胃腸症状は軟便・下痢症状が多かったが服用中止例はなく、中止原因は腹部膨満感と便秘増悪の計3例で、過去に調査したセベラマーやビキサロマーより服薬開始からの発現時期が遅い傾向にあった。

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