演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

カルニチン注射薬初回投与後1週間の透析前遊離カルニチン血中濃度の変化

演題番号 : O-0096

小林 充:1、大塚 恭弘:2、林 高志:2、安藤 哲郎:3、安藤 義孝:3

1:(医)社団日高会日高リハビリテーション病院腎臓内科、2:(医)社団日高会日高リハビリテーション病院透析室、3:(医)社団日高会日高病院腎臓外科

 

【目的】新規にカルニチン注射薬を使用する透析患者の透析前遊離カルニチン血中濃度の推移を調べる。
【対象と方法】新規にカルニチン経静脈投与(透析後に1000㎎)を受ける当院透析患者12名を対象に、カルニチン投与日と投与後3回の透析前遊離カルニチン血中濃度を測定する。
【結果】投与前の遊離カルニチン濃度の平均値は25.4±6.21μmol/Lですべての患者が正常値以下であった。投与後1回目は72.6±22.37μmol/L、投与後2回目は40.7±9.53μmol/L、投与後3回目(1週間後)は32.0±6.95μmol/Lで正常値以下となった。
【考察】昨年の本学会で報告した内服から静注薬への切り替え例と比較すると、カルニチン初回投与例では静注後の血中濃度はより低く推移した。カルニチン不足がなければカルニチンの血中濃度は1000㎎/週の経静脈投与で維持されるとも報告したが、新規投与の場合は連続使用後の減量が望ましいと思われた。

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