演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

筋けいれんに対するレボカルニチン製剤投与量の検討

演題番号 : O-0094

武内 操:1、町田 博文:1、清原 実千代:1、武内 秀之:1

1:(医)暲純会武内病院内科

 

【目的】透析患者の筋けいれんとレボカルニチン製剤投与量の関連性を検討する。
【方法】無投与群103例、新規群(静注500mg/透析後)29例、減量群(静注1000mgから500mg/透析後に減量)133例を対象に、投与前、12週、24週後に筋けいれんの評価を行う。また、新規群と減量群の遊離カルニチン濃度の推移と筋けいれん改善度の関連性を検討する。さらに、経口剤600mgから静注製剤へ変更し投与継続中の25例の筋けいれんの推移を検討する。
【結果】新規群は投与12週後には有意に改善がみられたが、減量群では不変であった。遊離カルニチン濃度は投与前で新規群21.6±6.8μmol/L、減量群245.4±41.8μmol/L、48週後新規群130.2±29.8μmol/L、減量群152.9±39.2μmol/Lであった。継続投与症例では、経口剤600mgと静注500mgの遊離カルニチン濃度に有意差なく、筋けいれんは投与量による変動はあるが、投与前からの悪化は認められなかった。
【考察】静注500mgで筋けいれんは改善が期待できる。継続投与で遊離カルニチン濃度を維持することにより症状の改善は維持できる。

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