演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

L-カルニチンによるESA節減における有効例の選択

演題番号 : O-0092

北 麻沙美:1、林田 征俊:1、青柳 真生:1、山中 真樹子:1、丸山 祐子:1、佐々木 修:1、一ノ瀬 浩:1、李 嘉明:1、澤瀬 健次:1、橋口 純一郎:1、原田 孝司:1、舩越 哲:1

1:(医)衆和会長崎腎病院

 

【背景・目的】近年維持透析患者におけるL-カルニチン投与のESA節減効果が報告されているが、「どの患者に投与するか?」については依然結論が出ていない。今回我々は、L-カルニチン静注投与における有効例について検討した。
【対象・方法】当院で維持透析中の患者のうち文書で同意が得られた177名(CERA99名、ダルべポエチン50名、エポエチンα24名)に対し、L-カルニチンを毎透析後に1000㎎静注投与し、Hb値を10-12/dLに保ち、ESAとよ量が節減された症例の傾向を検討する。
【結果】L-カルニチン投与6ヶ月の時点で評価可能症例は120名で、この期間中のそれぞれのESA製剤が節減できた症例は41名(33%)であり、これら有効症例では、開始前に高用量ESA群・Hb低値群・TSAT低値群が有意に多く、高アルブミン群・高リン群において有意ではなかったが多い傾向にあった。年齢・透析歴に差はなかった。
【考察】ESA節減を期待してL-カルニチン静注投与する場合、上記の結果が参考となる可能性がある。

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