演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

エルカルチン投与による筋肉量・体脂肪量の変化~体組成計INBODYを用いた評価~

演題番号 : O-0091

長田 しをり:1、海老原 功:2、田中 祐一:2、小出 輝:2

1:社会医療法人社団順江会東京綾瀬腎クリニック、2:社会医療法人社団順江会江東病院

 

【目的】透析者の貧血・心機能保持・筋痙攣・神経障害等にカルニチン補充の有用性が報告されており、エネルギー産生と脂質燃焼に作用する同薬を1.5年継続投与し筋肉量・体脂肪量の変化を体組成計INBODY®を用いて評価した。
【方法】了解を得た維持HD患者79名(DM38名、非DM41名)にLカルニチンを投与30名・非投与49名に無作為に割り付け行い、1.5年経過の前後で体組成を測定した。
【結果】全体では、BW,筋肉量はいずれも減少傾向で有意差はなかったが、体脂肪量は投与群で減少・非投与群で増加していた。非DM者では投与群において筋肉量が有意に増加し脂肪量は有意に減少していた。しかし、DM者のみでは投与と非投与でこれらの変化に有意差はみられなかった。投与・非投与で運動能・血液データに変化の有意差はなかった。
【結論】糖尿病者では特に運動療法の併用や適正な食事療法を含むその他の治療が必要と考えられた。

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