演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

当科における透析腎癌に対する後腹膜鏡下根治的腎摘除術の検討

演題番号 : O-0076

飯尾 浩之:1、塩崎 啓登:1、尾崎 啓介:1、佐々木 雄太郎:1、小田 眞平:1、藤方 史朗:1、谷本 修二:1、岡本 賢二郎:1、山師 定:1、菅 政治:1

1:愛媛県立中央病院泌尿器科

 

【緒言】透析腎癌は透析患者増加や透析期間延長に伴い増加傾向にあるとされる。今回、当科での透析腎癌に対する後腹膜鏡下根治的腎摘除術について手術成績および病理組織学的検討を行った。
【対象】2002年4月から2014年12月までに施行された後腹膜鏡下根治的腎摘除術159例のうち透析腎癌31例。
【結果】平均年齢は64.0歳(41-83)。腎不全の原疾患は慢性糸球体腎炎16例、糖尿病性腎症11例、腎硬化症3例、不明1例。透析歴は平均112.0ヶ月(1-429)であった。右16例、左15例。手術時間は平均234.7分(130-325)、術中出血量は平均268.4ml(0-4010)、非透析症例と比較し、有意差を認めなかった。開腹移行は腎動脈損傷の1例で、周術期死亡は認めなかった。病理組織は淡明細胞癌21例、紡錘細胞癌1例で、G1 12例、G2 14例、G3 3例、不明2例、INFα 20例、INFβ 10例、INFγ 1例、pT1 25例、pT2 1例、pT3 4例、pT4 1例であった。
【結論】
透析腎癌に対する後腹膜鏡下根治的腎摘除術は安全に施行可能である。

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