演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

腎癌における透析患者と非透析患者の比較検討

演題番号 : O-0074

早見 典子:1、乳原 善文:1、長嶋 洋治:2、星野 純一:1、諏訪部 達也:1、住田 圭一:1、三瀬 広記:1、上野 智敏:1、関根 章成:1、川田 真宏:1、今福 礼:1、平松 里佳子:1、長谷川 詠子:1、澤 直樹:1、高市 憲明:1、岡根谷 利一:3

1:国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院腎センター、2:東京女子医科大学病理診断科、3:国家公務員共済組合連合会虎の門病院泌尿器科

 

【背景】透析患者は非透析患者に比べると腎癌の発生率が高いが、予後が良いとの報告が多い。
【目的】当院で腎癌と診断された透析患者53名、非透析患者141名について比較検討した。
【結果】年齢、性別に有意差は認めなかった。画像検査で発見されたのは透析患者で60%、非透析患者で83%と非透析患者のほうが多かった。組織型は透析患者で淡明細胞癌50%、乳頭状癌35%、非透析患者でそれぞれ83%、6%と透析患者で乳頭状癌の割合が多かった。病期分類では透析患者でT1の割合が多かったが、Grade分類ではGradeの高い症例が多かった。腎癌死は両群に有意差を認めなかった。
【結論】透析患者では非透析患者に比べてT1が多いにも関わらず、Gradeが高いという特徴がみられた。一般人でも検診による腎癌の発見が増加しており、予後に有意差は認めなかった。

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