演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

黒沢病院透析患者におけるPSA認知度と検査状況

演題番号 : O-0069

曲 友弘:1、上原 砂知子:2、中嶋 仁:1、狩野 臨:1、小倉 治之:1、大竹 福寿:2、黒澤 功:1

1:(医)社団美心会黒沢病院泌尿器科、2:(医)社団美心会黒沢病院透析センター

 

【緒言】当院透析患者に対してPSA認知度の評価とスクリーニングを行った。
【対象と方法】対象者に対して、最初にPSA採血歴、採血希望の有無等につき確認した。続いて採血歴、採血希望者人数、異常値を示した人数等について検討した。異常値例に関しては、追加の検討を行った。
【結果】 127例が対象となった。検討前に採血歴があったのは8例(6.3%)のみであった。その他の119例のうち31例は採血を希望しなかった。理由は高齢7例、膀胱全摘後3例などであった。採血を希望した88例のうち、11例(12.5%)が異常値であった。これらの症例は泌尿器科外来を受診し、7例は定期採血、4例は前立腺MRIを撮影した。読影の結果、2例で前立腺肥大症と判断され、定期的採血とした。また2例で前立腺癌疑いと判断され、前立腺狙撃生検を施行したところ2例とも前立腺癌が検出された。
【結論】採血した症例の2.3%で癌が検出された。検討前の採血歴あり症例は6%に過ぎず、PSAに対する認知度が低いことが確認された。

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