演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

透析患者の前立腺癌に対する膀胱前立腺全摘術の検討

演題番号 : O-0068

渡邊 紳一郎:1、町田 二郎:1、福井 秀幸:1、占部 祐巳:1、橋本 雪司:1、井上 浩伸:1、副島 一晃:1、副島 秀久:1、松尾 尚美:1

1:社会福祉法人恩賜財団済生会済生会熊本病院腎・泌尿器科

 

【目的】透析患者の前立腺癌に対する膀胱前立腺全摘術の有用性を検討。
【方法】対象6名、観察期間平均48.7か月(範囲4-84)、年齢63歳(45-72)、透析歴15.0年(6.8-23.2)、PSA15.51(6.89-32.6)、手術時尿量11.7ml/日(0-50)。全例で膀胱前立腺を一塊摘出、両側尿管結紮切断、尿路変更なし、開腹3名、腹腔鏡(LS)3名。手術成績、予後を検討。
【結果】手術時間:開腹174.7分(150-202)、LS253.3(224-241)、出血量:開腹425g(200-750、輸血2名)、LS430(200-690、輸血1名)、合併症なし、入院日数:開腹11日(11-11)、LS8.3日(7-11)、病理:pT2c 6名、pN1 1名、術後PSA0.036(0.008-0.14)、転機:PSA無再発生存4名、PSA再発生存1名、他病死1名。
【まとめ】術後前立腺癌のコントロールは良好だった。開腹手術は手術時間が短かったが、LSは術後回復が早く、入院日数が短かった。両側尿管結紮による疼痛、感染等の合併症なく、腎移植希望がない患者では尿路変更を伴わない膀胱前立腺全摘術は有用だった。

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