演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

担癌患者の透析導入~透析は癌治療に役立っているか~

演題番号 : O-0056

滝沢 英毅:1、長谷川 浩一:1、茂庭 仁人:1、嶋村 昌之介:1、柏木 明:1、浦 信行:2

1:(医)渓仁会手稲渓仁会病院、2:(医)渓仁会札幌西円山病院

 

【目的】透析導入が進行癌患者の生命予後に寄与するかを検証した。
【対象と方法】2010年から2013年までに当院で維持血液透析に導入した連続症例の生存期間とCore Journalに報告された治療法による生存期間中央値(予後)とを比較した。
【結果】症例①;78歳女性腎盂尿管癌IV期、両腎摘後透析導入し26ヶ月生存。腎尿管摘出術による予後25ヶ月(Cancer 2009)。②;42歳女性乳癌IV期、腫瘍随伴強皮症腎クリーゼで透析導入後18ヶ月生存。Epirubicinによる予後17ヶ月(J Clin Oncol 2000)。③;72歳男性腎癌IV期、両腎摘で透析導入後13ヶ月生存。Everolimusによる予後9ヶ月(Lancet 2008)。④;61歳男性腎癌IV期、IgA腎症と腎摘で透析導入後22ヶ月生存。Temsirolimusによる予後11ヶ月(NEJM 2007)。⑤;70歳男性腎癌IV期、両腎摘で透析導入後16ヶ月生存。Sunitinibによる予後26ヶ月(J Clin Oncol 2009)。
【結論】報告された予後と同等の生命予後が得られる症例が多かった。

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