演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

血液透析患者におけるESA製剤使用量と背景因子に関する検討 ~高精度体成分分析装置(InBody S10)で評価した栄養状態との関連を中心に~

演題番号 : O-0004

和田 幸弘:1、姫野 安敏:1、植田 美幸:1

1:(医)姫野クリニック姫野クリニック透析科

 

【目的】ESA製剤の投与量に応じて血液透析患者の背景因子について検討する。
【対象・方法】対象は血液透析患者82例で、6か月以上ESA製剤非投与群9例(11.0%)、ESA製剤少量投与群(EPO<1500U/週)19例(23.2%)、CERA投与群(CERA;25~200μ/M)54例(65.9%)の3群に分類した。CERA投与日に検討項目の採血を行い、血中エリスロポエチン濃度、網状赤血球数も測定した。InBody S10を用いて、BIA法にて体成分分析を行い、患者の栄養状態を評価した。
【結果】ESA製剤非投与群、少量投与群ともに男性が多く(100%、84%)、CERA投与群と比較して、網状赤血球数は高値を示した。体成分分析では、ESA製剤非投与群、少量投与群の方がCERA投与群と比較してタンパク質量、ミネラル量、筋肉量が高値であった。
【結語】栄養状態が良好な患者では造血機能も活性化され、ESA製剤の使用量を抑制できる可能性が示唆された。

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