演題情報

口演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

ニューラルネットワークによるヘモグロビン値予測を利用したエポエチンベータペゴル処方システムの臨床応用

演題番号 : O-0003

笠井 昭男:1、竹山 綾:2、甲田 亮:1、吉田 和清:1

1:新潟県立六日町病院内科、2:社会福祉法人恩賜財団済生会支部新潟県済生会三条病院

 

【目的】ニューラルネットワーク(NN)によるヘモグロビン(Hb)値予測を利用したエポエチンベータペゴル(EBP)処方システムの臨床効果を検討する。
【方法】NNによりHb値を予測し、EBP処方量を決定するコンピュータシステム(CS)を開発した。維持血液透析中でEBPを使用している患者を無作為にマニュアル(M)群とコンピュータ(C)群に割りつけた。M群は従来通り医師が処方量を決定し、C群はCSで処方量を決定した。6ヶ月治療し、両群でHb値、Hb変動を検討した。
【結果】両群とも10名で評価した。6ヶ月後のHb値は両群間で有意差はなく、Hb10g/dL ~12g/dLを目標範囲とすると、M群80%、C群70%が目標範囲内に収まった。Hb変動については、FAT法でM群はTarget 10%、LAH 70%、HA 20%、C群はそれぞれ40%、30%、30%だった。CyclingはM群で合計3回、C群では0回だった。
【まとめ】NNを利用したEBP処方システムにより、医師の処方と同等の腎性貧血管理が可能と考えられた。

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