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開催回
第59回・2014年・神戸
 

重炭酸イオン濃度 ディベート(2) 高めが良い

演題番号 : WS-05-2

柴垣 有吾:1

1:聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科

 

重炭酸透析液の登場から30年近くが経過しているが、適正な重炭酸イオン濃度については結論が出ていない。この古くからの議論は酢酸フリー透析液が登場し、近年再燃しているようである。以前に比較して、年齢や重症度の観点から透析患者が多様性を増している中で、単一組成の透析液の有用性を議論すること自体はナンセンスであるが、わが国の主流の透析方法であるセントラルサプライ方式では仕方の無い面もあり、又、透析従事者がその違いを理解することは大変に重要と思われる。本ディベートでは「重炭酸イオン濃度が高い方が良い」という観点で意見を述べてみたい。特に、透析患者の酸塩基代謝の病態と重炭酸イオンの傾向を理解し、現在主流の重炭酸イオン濃度30mEq/Lの透析液の問題点及び酢酸フリー透析液の利点と問題点の整理に務め、将来的なテイラーメードな透析液の必要性を考えたい。

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